【2月コラム】~駐在生活は自分と向き合うチャンス!~

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こんにちは。

キャリアカフェ運営メンバーの木下早苗です。

 

私は、2014年末〜2020年3月まで

ジャカルタに駐在していました。

現在は帰国し

“30代・40代女性の理想の生き方ライフコーチ”

としてフリーランスで活動しています。

コーチとは、

ある目標に行きたいクライアントさんに伴走し、

対話を通じて

クライアントの自己成長を助けるものです。

そしてライフコーチとは、

人生を真剣に生きたいと思っている

クライアントさんに対し、

コーチ自身の人生全体で

関わっていくお仕事です。
目標達成もサポートしますが、

私が注目しているのは

クライアントさん自身の成長です。

自分のことを価値がない、

大したことない、

自信がない、

と思っている人が
自分との対話を通じて自分を知り、向き合い、

受け入れることで自己基盤を整え、

自信を持って

自分の人生を選択できるようになる、

新しい一歩を踏み出せるようになることを
サポートしています。

クライアントさんは主に、
現・元駐妻の方、子育て中の方です。

 

ところで、
このコラムをお読みのジャカルタ駐在妻
(あるいは、プレ駐妻さん、
駐夫の方もいらっしゃるでしょうか)の皆さん、
なぜジャカルタへ行こうと思いましたか?

 

私の場合は以下のような理由でした:
・やりたいならやってみれば良いんじゃないか?
(海外駐在にチャレンジしてみようかな、
という夫の言葉を受けて)
・長い人生の中の数年間、

海外で過ごすのも良いかも
・今の仕事にも少し疲れてきたかな…

 

いかがでしょうか。
自分でも、今思うと割と軽く考えて行ったな…

と思います。

 

今度日本に戻るときは

自分の名前で仕事をしたい、
既に名前だけは知っていた
コーチングを仕事にしてみたいかも、
という漠然とした想いだけを持って
夫のいるジャカルタへ移住しました。

 

ジャカルタ初期、
自信のない自分、何にも出来ない私

 

ところが留学したこともなく、
英語が得意でもなく、
海外旅行に行っても全てお任せで、
おまけにコミュニケーション上手でもない私には
初めて住み始める外国ジャカルタは
結構大変な場所でした。

 

まず、言葉が通じない。
英語なんて対して勉強もしてないし、
これまで使う機会もなかった
自分の口からはもちろん出てこない。
現地の人は当然インドネシア語。
到着初日に行ったレストランで
夫がインドネシア語で

電話番号を言ったのを聞き、

ものすごく尊敬したのと同時に、
現地語で数字も言えない自分は
子供、いや赤ちゃん同然だ!
と思ったのを覚えています。

 

次に、1人では何も出来ないこと。
言葉が通じないこともそうですが、
車がないと移動できないことも
かなり不便に感じました。

 

そして仕事がない。

つまり自分には居場所がないこと。
夫は会社、子供たちは学校、幼稚園。
それぞれいく場所、居場所がありますが、
私の場合、仕事がないので
居場所を自分で探さなければなりません。
それが最初の頃私にはとても苦痛でした。

 

そして、先輩駐在妻の方々の
キラキラしていること。
自分なんかとは大違い。
ジャカルタへ来たことは

後悔していませんでしたが
仕事もない、居場所もない、言葉もわからない、
キラキラもしてない、
初めての海外生活では
もともと低い自己肯定感がさらに下がり、
自信もなく、現地での生活になかなか馴染めず、
友人に依存してばかりでした。

 

今思えば
駐在当初あるあるな事だった

かもしれないのですが
当時は人と比べてばかりで、暗黒の時代でした。

 

コーチングに出会い、

ダメな自分を受け入れられられるようになる

 

 

何も出来ない、
人に頼るしか生きていけない
モヤモヤ期を過ごしていた時、
私はコーチングに出会いました。
もともと名前だけは知っていた

コーチという存在、

しばらく忘れていましたが、
ここにきて嫌でも目にすることになった
自分という何者でもない存在の不確かさ、
自己肯定感の低さ、
自信のなさをどうにかしたい、
どこでも自分らしく生きられる

自分に変わりたい、と思い

コーチをつけることにしました。

 

が、セッションで自分と向き合う時は
ダメな自分しか目に入らず、落ち込む日々。

 

それでも、そんな私も私なのだ、
と徐々に自分を受け入れることが
できるようになりました。

 

仕事をしていないと価値がない?

 

自分との対話の中で、私は

仕事をしていない自分=価値がない

 

と思っていることに気が付きました。

なぜって、
何か他に得意なことがあるわけでもない、
ずーっと続けてきたことがあるわけでもない、
特別な才能があるわけでもない、
そんな何もない自分にOKを出せる、
自信を付けることが出来るのは、
働くことで

お給料という対価を得ることくらいしかない

と思っていたから。

 

同じ年代で、結婚をして、
子供がいる人が当然のようにできている事、
みんなと同じであることが
価値のあることだと思っていたのだと思います。

他の人のことはそう思わないのですが、
自分に関してはそうでなければならない、
と思っていました。

 

子供を育てながら仕事をする自分の人生は
本流なのだけれど、
子供を育てているだけの今の自分は
本当の自分じゃない、と思っていたんですね。

 

自分がどうありたいか、どうしたいのか、
という判断の基準を自分ではなく、
他人と比較することで
自分の価値を判断していました。

 

仕事をしていない自分は本当に価値がないのか?

そんなことないんですよね。
仕事をしても、していなくても
私の価値は変わらない。

この世で唯一の存在なんです。

 

だから、仕事をしながら子供を育てるだけが
私の本当の人生ではなくて、
今、ここで子供を育てながら
家族が毎日笑顔に、安全に、

健康でいられることを
間近で見守っていることも私の本当の人生だし、
そんな自分がいても良いんだ、
と思えるようになりました。

 

それと、私は本当の意味で
自分で今の生活を選べていなかった事。
自分の人生なのに、誰かがなんとかしてくれる、
とどこか他人事感覚でいたのだということも
気がつきました。

 

それからは、
自分なりのジャカルタ生活を
楽しめるようになっていきました。

 

「今ここにいることを味わい尽くすこと」で

未来の選択ができる

 

『運命はあなたの命を
相応しいところへ運んでいく』
という言葉をご存知ですか?
これは、シェイクスピアの言葉だそうです。
私の大好きな言葉です。

 

これまでとは違う環境に行くことは、不安です。
今手にしているものを手放して、本当に
いいのだろうか。
後先考えずに簡単に手放してしまったけど、
これで良かったのか?

どの方法を取っても、どれだけ考えても、
正解はわかりません。

 

あるのは、「ジャカルタに来た」

という事実だけ。

だったら、「今、ここ」にいることを
自分なりで良いから味わい尽くすこと、
納得のいく選択をし続けること。
それしか、自分のとった選択を
正解にする方法はないし、
その先の選択肢も増えていきません。

 

自分の命の相応しいところはどこか。
どこへ自分を運んでいきたいか。
それを考え、これまで
自分以外の何かに任せていた自分の人生を、
その行きたい場所へと舵を切る覚悟が出来たのが
私にとってのジャカルタ生活だったのだと
思います。

 

駐在生活中、
いつか本帰国したらコーチとして独立しよう、
と思った私は滞在中にコーチングを学び始め、
トレーニングを受けながら
私もコーチとして駐在妻の方に
コーチングを提供していました。

そして、2020年春に本帰国したのち、
コーチとしてフリーランスで活動しています。

 

元来、

あまり先のことを考えられないタイプなので
フリーとして活動するには
何を準備しておいたほうが良いのか?

等については
何も考えておらず、起業においては
全くゼロからのスタートになってしまいました。

 

この辺は課題だったのかもしれないし、
良いことばかりではないけれど、
出会えたクライアントさん一人一人の人生に
真剣に向き合う瞬間に立ち会わせてもらい、
私自身も心が震えるような感動を頂いたり、
同じ起業仲間にも刺激を受けながら、
今の生活を楽しんでいます。

 

まだまだ海外生活が続く人へ・・・
駐在期間は自分と向き合うチャンス

 

駐在帯同期間は

『仕事』というキャリアにおいては
「中断」「ブランク」と
ネガティブに囚われがちです。だけど、
『キャリア=自分の人生そのもの全て』

という物差しでみると、
必ずしもマイナスではない、と私は思います。

 

むしろ、この否が応でも仕事におけるキャリアを
ストップせざるを得ない状況は、
これまで走り続けてきた自分が
本当に大切なものは何か?
人生に何を求めて、
これから先、どんな生き方をしていきたいのか?
の問いに真正面から
そしてじっくりと向き合える
またとないチャンスだと思うのです。

 

自分と向き合い、
自分で自分の道を選べたとしたら
それはどんな選択でも尊いし、

正しいと思います。

だけどあなたの人生はあなたしか選べない。
だから一度だけでも良いから考えてみて欲しい
と思います。そして何よりも、今を楽しんで!!

これからも素敵な海外生活となりますように。応援しています!!

 

木下早苗

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